【院長コラム】安いからって怪しくない!当院人気の『MIINレーザー』を解説
皆様こんにちは。 肌の青空クリニック院長の山内輝夫です。
本日は当院で大人気のシミ取り施術で大活躍するデバイスの説明をさせていただきたいと思います。
当院はお求めやすい価格でシミ取り施術をご提供させていただいておりますが、「その分古くて怪しげなレーザーを使用してるのではないか?」と疑念を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。当院は実績があるデバイス、最新のデバイスを使用しているので、ご安心下さい!
次世代型「MIIN(ミーン)レーザー」とは?
当院では美顔レーザーの施術名で使用されているレーザーです。 MIIN(ミーン)レーザーは、美容先進国の韓国で開発された次世代型の「QスイッチYAGレーザー」です。韓国語で「美人」を意味し、シミや肝斑、肌質改善に特化した以下の特徴を持っています。
特徴① 世界初の「6マルチパルス」搭載
ショットのエネルギーを極めて短い時間で6回に分割して照射する高度な技術です。これにより、肌への刺激やダメージを最小限に抑えつつ、皮膚の奥深くまでエネルギーを届けることができます。
少々わかりづらいかもしれませんが、左が通常のレーザー、右が6分割で照射した場合のイメージ画像です(なんで焼き饅頭なんでしょうね笑)。エネルギーを1か所に大きく当てるより、ピンポイントに深く当てることが可能になっていることがおわかりいただけるかと思います。
特徴② MLA(マイクロ・レンズ・アレイ)搭載
MLAは、レーザー光を蜂の巣状に細かく分割して点状に照射するための特殊なハンドピースです。 これまでのフラクショナルとは違い、ただレーザーを間引くのではなく、1点1点にエネルギーを収束させているため、極めて微細な点として高エネルギーを照射することが可能になります。
これにより、LIOB(Laser-Induced Optical Breakdown=レーザー誘起光崩壊)というプラズマ現象を生じさせることができます。
【LIOBのメカニズム】 MLAレンズを通すことで、レーザーの光が肌の内部の一点に虫眼鏡のようにギューッと極限まで集められます。エネルギー密度が限界を超えると、その瞬間にターゲットとなった部分の組織が弾け、一瞬だけ「プラズマ」と呼ばれる高エネルギー状態のガスが発生します。プラズマが急激に膨張することで衝撃波が生まれ、肌の内部にマイクロサイズの空胞が作り出されるというものです。
従来のレーザー治療との違いとダウンタイム
これらの新機能と1064nmという少し深部まで届くような波長を組み合わせることによって、これまでのQスイッチYAGレーザーとはまたちょっと異なる効果を出すことが可能になりました。
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従来のレーザー 高いエネルギーでシミの元であるメラニン色素を物理的に破壊し、濃くはっきりしたシミ(老人性色素斑)に対して、1回で取り切れる可能性が高い強力なアプローチでした。こちらは1回の効果は高くなりますが、その分ダウンタイムが長く(1~2週間程度のかさぶた)、その後の炎症後色素沈着(一時的な戻りジミ)が出るリスクが高いものでした。
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MIINレーザー ターゲットとなるシミに対して、皮膚の内側に微細なダメージ(LIOBによるプラズマ空洞)を作ります。メラニンをマイルドに破壊しつつ、周囲の細胞を活性化させて皮膚のターンオーバーを強制的に早め、色素を外へ押し出すという自己治癒力も活かしたアプローチになります。
【ダウンタイムについて】 点状に照射されることにより面で焼き切らないため、かさぶたになりにくく、赤みや軽い点状出血が出る程度で済みます(3日から長くて1週間程度)。炎症後色素沈着のリスクも大幅に抑えられます。ただし、濃いシミを完全に消すには複数回の照射が必要になります。
MIINレーザーが向いているシミのタイプ
以上の特徴を考慮すると、MIINレーザーによるシミ取りに向いているシミのタイプは以下の通りです。
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肝斑、およびその内部や周辺にあるシミ 肝斑は少しでも強い刺激を与えると悪化してしまう非常に厄介なシミの一種です。メラニンを刺激しすぎることなく、少しずつメラニンを取っていくことが可能です。
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ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)や比較的深部に存在している薄いシミ・そばかす ADMは元々皮膚の深い層(真皮)に色素が存在する特殊なシミです。また、以前他のレーザー治療によりだいぶ薄くなったけど、まだ取り切れていない色素が少し深層にふわっと残っている……というシミ(老人性色素斑)やそばかす(雀卵斑)などにも有効です。1064nmの深い到達距離とMLAのLIOB効果により、深い色素に安全にアプローチできます(※ADMは状態によっては強めのレーザーが必要になるケースもあります)。
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炎症後色素沈着 ニキビ跡の黒ずみや、熱傷などでできてしまった色素沈着に対して、肌のターンオーバーを促進しながらマイルドに色素を押し出すのに適しています。ただし、まだ色素沈着できたてほやほやの病変ではなく、ある程度時間が経って炎症の状態が完全に治まってからの適応となります。
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色素だけではなく、毛穴や小じわも混在している薄いシミ シミ自体は薄いものの、その内部や周囲の毛穴の開きや肌のハリ不足も気になるといった場合、シミを薄くしながら肌の土台(コラーゲン)を再構築するという一石二鳥の治療が可能です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。 皆様のシミで当てはまるものがありましたか? 最新かつ面白い特徴を持ったレーザーがMIINレーザーです。ぜひ一度体験してみて下さい!
長くなってしまったので、ピコレーザーやIPLの解説はまた次回に致します。 最後までお読みいただきありがとうございました。


